産経新聞にあって 朝日新聞にはないもの

dr-football.com

WEEK6「パッカーズ 33-30 フォーティナイナーズ

マンデイナイト 2018年10月15日キックオフ

DAZN にて見逃し配信

 

49ers のファンは落胆しているだろう。

総額4780万ドル(諸説あり)。

平均年棒28億円と破格の厚遇で迎えたQBのガロポロが、ケガで今シーズン終了。

これだからフットボールは、わからない。

 

代わってスターターをつとめるのは、2017年ドラフト3巡のベサード。

サイト「Dr FOOTBALL」によれば、

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アイオワ大QBのC.J.ベサードも血族の話題で言えばかなり豪華で、お祖父様は所属したチームを通算7回スーパーボウルに導いた優勝請負人こと敏腕GMボビー・ベサード氏で、大叔父さんのピート氏もUSCの選手としてローズボウルに勝利しカンザスシティ・チーフスでも活躍した名QBであります。売れる前のブラッド・ピットに似ている田舎のもっさい兄ちゃんかと思いきや、実は相当のお坊ちゃま君だったようです。

アドリブを連発するアスレチックなタイプではありませんが、色々なプレーをバランス良くこなせる点でBig TenのQBっぽいと感じられます。今シーズンにおけるNFLのプレイオフ進出チームで先発QBの三分の一はBig Ten出身者(*)ですから、プロフットボールにQBを安定供給しているカンファレンスと言って良いのかも知れません。

(*)トム・ブレイディ(ミシガン大)、ラッセル・ウィルソン(ウィスコンシン大)、ブライアン・ホイヤーとカーク・カズンズ(共にミシガン州立大)

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試合は、中盤から、49ers をパッカーズが追いかける展開。

残り1分半で、30-30。

攻撃の49ers は3つのタイムアウトを残しており、FG1本でサヨナラ勝ちの最終盤。

 

やっちゃいました、QBベサード。

ロングパスをインターセプトされて、ターンオーバー

 

ここから、アーロン・ロジャース劇場が開幕。

パッカーズタイムアウト0なのだが、

主演のロジャースが、針の穴を通すパスを次々に決め、

助演のシャーマン(49ers のディフェンス)が反則でアシスト。

時間をていねいに使いきり、短いFGを成功!

 

なんてまぁ、ハラハラドキドキの展開だが、

筆者は、ハラハラもドキドキもせなんだ。

 

なぜか?

 

知っちゃったんですよ、結果を。

パッカーズが勝ってたということを。

 

筆者は、産経新聞朝日新聞を購読している。

かなり隅々まで、読む。

朝日新聞は、いい。

産経新聞には、要注意だ。

載っているのである、NFLの結果が。

今朝は、うかつだった。

クライマックスの記事を読んでいると、

 

「パッカ」という文字が、目にはいった。

上段に書いてあった。

ああ、「パッカーズが勝ったんだな」。

 

できうる限り、家族に、「すみませ~ん、NFLの結果、切り取ってください」とお願いしているのだが、

筆者自身、本日の朝刊にマンデイナイトの結果がのっていることを、うっかり失念していた。

結果わかってるスポーツを見るくらい、むなしいもの、ないぞ。

 

朝日新聞は、いいぞ。

結果のってないから、心置きなく、隅々まで読める。